SBI証券のオリジナルプランで拠出している個人型確定拠出年金(iDeCo)の12月買付(11月拠出分)の定例報告です。引き続き株式市場の堅調を受け、資産評価額、累積損益率ともにまたも過去最高を更新しました。ここにきてiDeCoの利便性も高まっています。
SBI証券のiDeCoオリジナルプランで買付けたファンド・商品は以下の通りです(カッコ内は信託報酬)。いつも通りのポートフォリオとなっています。
【個人型確定拠出年金(SBI証券iDeCoオリジナルプラン)】
「三井住友・DCつみたてNISA・日本株式インデックスファンド」(0.16%)
「DCニッセイ外国株式インデックス」(0.09889%)
「EXE-i新興国株式ファンド」(0.086%+投資対象ETF信託報酬0.07%程度)
「EXE-i全世界中小型株式ファンド」(0.17%+投資対象ETF信託報酬0.058%程度)
「野村外国債券インデックスファンド(確定拠出年金向け)」(0.14%)
「三菱UFJ DC新興国債券インデックスファンド」(0.34%)
「三井住友・DC外国リートインデックスファンド」(0.27%以内)
「あおぞらDC定期」
引き続き堅調な市場環境が続いており、iDeCo口座の評価額は12月19日段階で累積損益率が+98.9%となり、またも過去最高を更新しました。絶対額も過去最高となり、いよいよ元本からの倍増が視野に入っています。私の場合、国内外株式と外国債券、定期預金を組み合わせた比較的おとなしいポートフォリオでiDeCoを運用しているのですが、それでも倍増までいくとは、ここ数年の相場の好調と、やはり長期運用の威力は凄いのです。
さて、そのiDeCoですが、ここにきて利便性の面でも改善が進められています。iDeCoの実施機関である国民年金基金連合会がこのほど運営管理機関59社に対してオンライン手続きサービス「e-iDeCo」の提供を開始しました。
運営管理機関59社にオンライン手続きサービス「e-iDeCo」提供開始(国民年金基金連合会)
マイナポータル連携サービス「e-私書箱」を活用することでiDeCoの各種手続きをオンラインで完結できるようになります。まずは、、掛金額変更(毎月の金額変更)、住所・氏名変更、被保険者種別変更、引き落とし口座変更(個人払いの場合)、資格喪失届の5つの手続きをオンラインでできるようになります。さらに今後も拡充する計画だそうです。
iDeCoの手続きは従来、紙ベースの物が多く、加入者にとっても非常に煩雑でした。オンライン化が進めが、その煩雑さが解消されることに加え、運営管理機関や国民年金基金連合会の事務処理の効率化も期待できます。ぜひ、どんどんと進めて欲しいと思います。その上であえて指摘したいことが一つ。国民年金基金連合会には、ぜひ事務処理の効率化を進めてもらい、現在は月額105円徴収している収納事務手数料の引き下げを検討して欲しいと思います。
