2018年3月31日

自動積み立て投資の利点―今月の積み立て投資(2018年3月特定口座)



早いもので3月も終わり、いよいよ新年度が始まります。年を取ったせいか、最近やたらと時間が経つのが早い。あっという間に1日が終わってしまう。それでいて仕事にプライベートにとやらなければならないことは山積みという忙しさ。ほんと最近、ゆっくりと相場を見る時間がありません。ここしばらく株式市場が世界的に下落し、それこそ買い場だったのかもしれませんが、なかなか買い出動する時間的余裕がありませんでした。そうなってくると、やはり自動設定している積み立て投資が威力を発揮するといういつものパターンです。このほど3月分の買付が実行されていました。

今月、買い付けたファンドは以下の通りです。

【特定口座(SBI証券)】
「ニッセイ日経225インデックスファンド」
(信託報酬:税抜0.25% 信託財産留保額:なし)
「<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド」
(信託報酬:税抜0.189% 信託財産留保額:なし)
「たわらノーロード新興国株式」
(信託報酬:税抜0.34% 信託財産留保額:0.3%)
「Funds-i新興国債券・為替ヘッジ型」
(信託報酬:税抜0.6% 信託財産留保額:0.3%)
「世界経済インデックスファンド」
(信託報酬:税抜0.5% 信託財産留保額:0.1%)
「iTrust世界株式」
(信託報酬:税抜0.89% 信託財産留保額:なし)

あいかわらず変化ありません。いま買付けているファンドよりもコストが安い商品も多いのですが、自動積み立てサービスの設定を変更するのが面倒で、ついつい今月も同じ商品を買ってしまいました。とにかく3月は仕事が猛烈に忙しかった。2月末からのタイ出張があり、その間に溜まった仕事と出張から持ち帰った仕事も重なり、ほぼ毎日残業。証券会社のサイトにログインする気力もありません。

そんな中、株式市場は世界的に軟調で、日米ともに大きく下げていました。ある意味で絶好の買い場とも思え、久しぶりににファンドや個別株を追加投資しようかと思っていたのですが、やはり証券会社のサイトにログインすらできず。指をくわえて見ているだけです。だって、しんどかったんだもん。

こうなってくると有難いのが自動で買付を設定している積み立て投資ということになります。とりあえずいつもよりも値下がりしたところで買付ることができているのだから、良しとしなければなりません。追加投資はできなかったけど、少なくともポジションは一定に保つことができたわけですから。

結局、こういったところに自動設定した積み立て投資の利点があるのです。いくらタイミングを見計らって投資しようと思っても、専業ではないサラリーマン投資家にとっては時間的にも体力・気力的にも難しい場面が多々あります。だったら、少なくともチャンスを逃さないように毎月一定額を購入していくというのは、結果的に悪いことではないはずということになります。

仕事に疲れて寝てしまっている間にも、自動的にファンドを買付けてくれるというのは、やはり便利なものです。今月のように仕事が忙しかった時には、とくにそのことを実感するのでした。

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