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2018年3月4日

投資していることを忘れるぐらいでちょうどいい―今月の積み立て投資(2018年2月特定口座)



2月末から世界的に株式相場はグダグダなのですが、海外出張で忙しかったこともあってほとんど意識していませんでした。お恥ずかしい話で、2月の積み立て投資も知らないうちに約定していたぐらいです。まあ、海外出張の間も自動的に投資が実行されるのが、自動積立サービスの利点であり、じつに便利なものです。そして改めて思うのは、やはり投資していることを忘れるぐらいでちょうどいいのだということです。

今月、買い付けたファンドは以下の通りです。

【特定口座(SBI証券)】
「ニッセイ日経225インデックスファンド」
(信託報酬:税抜0.25% 信託財産留保額:なし)
「<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド」
(信託報酬:税抜0.189% 信託財産留保額:なし)
「たわらノーロード新興国株式」
(信託報酬:税抜0.34% 信託財産留保額:0.3%)
「Funds-i新興国債券・為替ヘッジ型」
(信託報酬:税抜0.6% 信託財産留保額:0.3%)
「世界経済インデックスファンド」
(信託報酬:税抜0.5% 信託財産留保額:0.1%)
「iTrust世界株式」
(信託報酬:税抜0.89% 信託財産留保額:なし)

あいかわらずまったく変化がありません。いま積み立て購入しているファンドよりも低コストなファンドが登場しているので乗り換えを検討するのですが、やはり最初の決算の結果が出て、実質コストや運用精度を確認してから決めようということに落ち着いてしましました。また、積み立て商品の変更も意外と面倒なので、まあ数ベーシスポイントのコスト差なら、それほど目くじらを立てて商品を変更するまでもないかといった怠惰な考えも強くなってきたのが正直なところです。

じつにいい加減な感覚で積み立て投資をしているとも言えるのですが、そもそもインデックスファンドの積み立て投資というのは、それぐらいのゆったりした気持ちで行うものだという感覚が強いです。とくに先月のように仕事が忙しいと、いちいち投資のことなど考えている余裕がないわけですから。相場急変よりもバンコクの夜の街が気になって仕方なかった。それでもいつもと変わらないポジションで投資を自動的に投資を実行できるところに積み立て投資の素晴らしさがあるのです。

なぜこんなぬるいことを書いているのかというと、現在のような下落相場では、これくらいのぬるい考えでいた方がいいと思うからです。誰だって相場下落で自分の資産が減るのは気分の良いものではなりません。だから、いちいち気にするなということ。そもそも長期投資をすると決めた段階で、ある程度は損をする期間を経験することは織り込み済みのはずです。だったらイライラせずに、それこそ投資していることなんか忘れるぐらいでちょうどいい。

それでも相場が気になって仕方がないという人もいます。厳しい言い方になりますが、それはそもそも自分のリスク許容度・リスク選好の判断が誤っていたのでしょう。そういう場合は、残念ながら損切りも覚悟でポジションを縮小するしかかりません。ちょっと損するけど、将来の大きな損を防ぐことができるので意味のあることです。

このブログでも何度も「投資はリスク許容度・リスク選好の範囲で」と書いてきました。では、自分のリスク許容度・リスク選好をどうやって判断するのか。それは、投資していることを忘れるぐらい状態だと思う。そして、投資したことを忘れるぐらいだからこそ、本業の仕事やプライベートの趣味、あるいは家庭生活に集中できる。それこそが本当に意味で投資を生活の中に定着させることにつながるのだと、しみじみ思うのです。

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