2018年1月9日

2018年最初の投資はiDeCo口座のリバランス



正月休み明けすぐの3連休は仕事に対して通常モードに戻っていない身からすると楽でいいですね。おかげでゆっくりできたました。この機会を利用して2018年最初の投資も指図しましたよ。それは、加入している個人型確定拠出年金(iDeCo)のリバランスです。予想以上に資産配分が崩れていて驚きました。やはり昨年の世界的な株価上昇の影響です。こういう時こそ、きちんとリバランスをして、ポートフォリオのリスク量を想定通りにしておくことが重要なのです。

私は現在、SBI証券のiDeCoプランに加入していますが、ポートフォリオの資産配分は次のように設定しています(ただし、国内債券と先進国債券<為替ヘッジ有>の部分は現在、定期預金に変更しています)。



現在の評価額を自作のExcel計算シートに打ち込んだところ、予想以上に崩れていました。とくに先進国株式、新興国株式、国内株式、グローバル中小型株式がいずれも大幅なオーバーウエートに。いかに2017年は世界的に株価が上昇していたのかがよく分かります。そして当然ながら定期預金の部分が大幅なアンダーウエートになっています。金利がほぼゼロですから。あと、先進国債券や新興国債券、グローバルREITも若干のアンダーウエートになっていました。

そんなわけで先進国株式、新興国株式、国内株式、グローバル中小型株式のインデックスファンドをそれぞれ一部売却し、大部分を定期預金、一部を先進国債券と新興国債券、グローバルREITのインデックスファンド購入に振り分けるスイッチングを指図しました。

結果的にリスク資産の一部を利益確定した形になりますが、それ以上にリバランスの重要な役割は、当初設定したリスク量にポートフォリオのリスク量を合わせることです。そして、それが結果的に利益確定とナンピン買いを同時に行うことになり、最終的なリターンが上昇する可能性があるということです(いわゆる“リバランス・ボーナス”効果)。

2018年が始まってからもあいかわらず相場は好調が続いていますが、そんなときほどポートフォリオの配分が大きく崩れているものです。だから年1回ぐらいのペースでいいので、きちんとリバランスを行うことが重要。これはインデックス投資に限らず、グローバルポートフォリオを組んでの国際分散投資では欠かすことのできないプロセスなのです。

【ご参考】
iDeCoプランの選択肢としてお薦めなのは運営管理手数料が無条件無料で低コストインデックスファンドをそろえるSBI証券、楽天証券、マネックス証券、イオン銀行、松井証券です。iDeCoへの加入を検討している人は、これら金融機関のプランも研究することをお勧めします。いずれもネットから無料で資料請求できます。⇒SBI証券確定拠出年金プラン楽天証券確定拠出年金プランイオン銀行確定拠出年金プランマネックス証券確定拠出年金プラン松井証券確定拠出年金プラン

【関連記事】
iDeCoに入るならこの3つの金融機関から選ぼう―2017年8月の個人型確定拠出年金(iDeCo)積立と運用成績
マネックス証券のiDeCoはオールスターキャスト―運営管理手数料も無条件無料で有力な選択肢に急浮上

関連コンテンツ