2017年11月28日

関西インデックス投資オフ会に参加しました



最近はすっかり定例行事と化している関西インデックス投資家オフ会に参加しました。だんだんとメンバーが固定化しつつある中で、今回は若い女性参加者と初対面も。幹事役のピヨママさんの組織力に脱帽です。しかも女性の比率が高い。改めて投資を取り巻く環境が変わったのだと実感しました。そして私、今回もやらかしてしまったのです。

今回の参加者は以下のメンバーでした。

ピヨママさん(ピヨママの投資と家計と子育てと
アル・パカオさん(はこだてスマートライフ
くは72さん(4+4=6でもない。8はパーなのだ。
かえるオノウさん(かえるの気長な生活日記
リバモさん(インデックス投資関連の備忘録と趣味の旅行記
*cafe*さん(酒と投資と育てと楽しみ
ひなまめさん(ゆるっと・楽しく・機嫌よく
K!naCoさん(@Kinaco215


毎年、この時期になると出張と帰省を兼ねて関西に戻ってくるアル・パカオさんを迎えてのオフ会でした。リバモさんも関東からの参加ですが、もう関西オフ会への参加率が高すぎで、遠方からの参加だという感覚がなくなってしまいました。そしてK!naCoさんは初参加。若い女性投資家と初対面で、おじさん、ドキドキしちゃいました。

そのK!naCoさん、個人型確定拠出年金(iDeCo)からインデックス投資をスタートさせたとか。今後は「つみたてNISA」の利用も検討しているようです。これを聞いて、やはり投資を巡る世界が完全に変わろうとしていることを実感しました。iDeCoをきっかけに普通の若い女性が投資の世界に入ってくる。それは投資という行為が一般化する端緒です。実際に米国では401Kをきっかけに投資が一般化した歴史があるわけですから、日本もその道をたどっているのではないでしょうか。

あいかわらず世間話が多く、ピヨママさんからはお子さんの中学受験の話題が。その場では言いませんでしたが、私自身、中高一貫校出身です。確かに高校受験から解放されるのは子供にとってメリットも大きいという実感があります。ただし、私のように高校受験から解放された自由にかまけて勉強しなくなり、文学とか音楽など学校の成績や将来のお金につながらない趣味に入れ込んでしまって、大学受験時には浪人したあげく文学部に入ってしまうといった危険性もありますよ。

もちろん投資の話もしましたよ。例えば最近話題のバランスファンド論争について。今後、積み立て投資を実行する際には課税口座、つみたてNISA口座、iDeCo口座という3つに口座を管理する人が増えるでしょう。税制優遇口座に期待リターンの高いアセットの商品を割り当て、全口座トータルでアセットアロケーションを組み立てるというのは王道のやり方です。でも、そのためにはリバランスのためにExcelで計算シートでも作って口座を管理する必要があります。これは意外と手間がかかるし、実践するのにハードルが高いと感じる人もいるはずです。そういう人は、カン・チュンドさんが提唱するように3口座それぞれでバランス型インデックスファンドを購入し、完全ほったらかしにするというのは、最善手ではないけれども“実戦的な好手”ではないかということを言いました。

金融庁が主催する個人投資家との意見交換会「つみっぷ」の話題も。確かに前回の大阪開催は質疑応答で若干の論点のズレが生じていました。これは参加者の投資に対する知識っ量や問題意識の差が原因でしょう。その点も含めて私自身は次回から参加を見合わせようと思っています。とりあえず1回参加すれば情報収集としては十分なわけで、定員もあることですから、まだ参加できていない人に席を譲るべきなのです。

ひなまめさんからは、なぜ投資信託による投資を始めようと思ったのかという質問で盛り上がっていました。確かに昔に比べると良質な投資信託に関する情報は増えています。とくに低コストが重要だということが共通認識になりつつあるのは大きな進歩でしょう。昔は投資信託と言えば、ちょっと投資に詳しい人からはボッタクリ商品の代表格と思われていましたから。

あと、*cafe*さんの話も印象深かったです。夫婦共働きで高収入世帯だったのが、ある日突然に旦那さんと死別し、それこそ世帯収入が半減。それまでは普通に貯金しているだけだったものが、真剣に資産運用について考えるようになったとか。やはり真摯に投資と向き合っている人というのは、その人生に対しても真摯な経験と思いがあるものなのです。そういう人にとって資産運用というのは「儲けたらOK」といったチャラチャラしたものではない。もっと真摯なものであるはずです。

そのほかにも話題が出たのですが、ここで今回もやらかしてしまいました。どうも最近寝不足で、お酒を飲むとすぐ眠くなる。またまた途中で寝落ちしてしまいました。今回は*cafe*さんにえらく心配されてしまいました。どうもすいません。次回からは、もっと体調を万全にしてオフ会に臨みたいと思いますので、また誘ってくださいね。婚活の話題も聞きたいですから。

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