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2024年2月29日

信託報酬の引き下げ7回実施の実績は大きい―今月の積立投資(2024年2月NISA口座)

 

今年は閏年なので2月29日まであったのですが、それでもやはり2月は短く感じます。今年からNISA口座を使って再スタートした積立投資も2月の買付が三井住友カードによる決済で完了しています。先月に記事(NISAは先進国株式(日本除く)に特化―今月の積立投資(2024年1月NISA口座))で紹介したように、NISAでの積立投資は先進国株式インデックスファンドを集中的に購入しています。

2月もNISAで購入したのは以下のファンドです。

「〈購入・換金手数料なし〉ニッセイ外国株式インデックスファンド」
(信託報酬:税抜0.0899% 信託財産留保額:なし)

先進国株式インデックスファンドを選ぶなら、やはりこのファンドでしょう。昨年にはファンド設定から10周年を迎えましたが、これまで主体的に信託報酬を引き下げ、現在のインデックスファンドの低コスト化を牽引してきました。このため個人投資家から高い評価を得ており、安定した資金流入が続いています。この点に関して今月、ニッセイアセットマネジメントがプレスリリースを出していました。


「〈購入・換金手数料なし〉シリーズ」(現在、17ファンド)の純資産残高の総額が1兆円を超えました。このうち「〈購入・換金手数料なし〉ニッセイ外国株式インデックスファンド」が約7000億円を占めますから、まさにシリーズを牽引してきたわけです。

プレスリリースの中で「2015年から2023年にかけて、シリーズの運用管理費用(信託報酬)の引下げを7回実施いたしました」と書いていますが、これは本当に誇ってい良いことだと思います。2015年当時、既存のインデックスファンドの信託報酬が引き下げられるというケースは非常にまれで、ほとんどの運用会社は別のファンドを新規設定することで低コスト化を進めていいました。そうした中で、ニッセイAMが持続的に既存ファンドの信託報酬を引き下げることに挑戦しわけで、その衝撃は極めて大きかった。当時、私も次のような記事を書いています。


このときに私が期待したことをニッセイAMは見事に実践してくれました。それが「シリーズの運用管理費用(信託報酬)の引下げを7回実施」という実績です。しかも、このすべてがファンドの成長を理由として自主的に行われた。これはどんな評価してもし過ぎることのない大きな功績です。

まさに「〈購入・換金手数料なし〉シリーズ」はインデックスファンドの王道を歩んでる。だからこそ長期保有が前提とすなるNISA口座で保有するのにふさわしいファンドです。これが現在も私がこのファンドを選び続けている理由なのです。今後も既存の受益者を本当に大切にするファンド運営を期待したいと思います。




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