12月はボーナスもでたこともあり、ついつい自分へのクリスマスプレゼントとして服や革靴などを買ってしまいます。今回購入したのはリーガルの「02DRCD」。「リーガル」ブランドを代表する本格革靴です。じつは「DRCD」シリーズはこれで2足目。いろいろと革靴を買ってきましたが、品質、コストパフォーマンス、そして履き心地の面でいちばん気に入っているのが「DRCD」です。これこそ日本の普通のサラリーマンの“愛機”に相応しい革靴でしょう。
リーガルの「DRCD」は革靴好きなら誰もが認める名作です。アッパーにはアノネイ社のベガノカーフを使用し、グッドイヤーウェルト製法、オールレザーのライニング、レザーソールという本格仕様でありあがら、価格は抑えられており、まさにハイコストパフォーマンス革靴の代表格です。
アッパーの革と木型が同じ01から03まで品番があり、01がストレートチップ、02はクォーターブローグ、03がウイングチップのフルブローグというデザインです(そのほかにプレーントウの04MRCFもあったのですが、残念ながら廃盤になってしましました。以前に01DRCDを購入して愛用してきました。そして今回、新たにクォーターブローグの02DRCDを購入したわけです。
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なぜ追加で購入したのかというと、世界的な原材料価格と人件費の上昇を受けて革靴価格も高騰しており、DRCDシリーズもここ数年で大きく値上げされたからです。私が01DRCDを購入したときのプロパー価格は3万9000円だったのですが、現在は4万6000円となっています。もちろん海外ブランドと比べるとまだ値上げ幅は抑えられているのですが、いよいよ5万円台も視野に入ってきました。
ただ、海外の高級ブランドと異なり、はたして「リーガル」ブランドで5万円台が市場に受け入れられるのか不安があります。そうなると最悪の場合、廃番ということが頭をよぎります(実際に04MRCFは廃番になりました)。そう考えると、いまならまだネット通販などを使えば流通在庫品が3万円台で買えることも含めて、もう買うしかないということになりました。
これは以前にもブログで指摘したのですが、インフレ時代は、欲しいと思った時が“買い時”。後で買えば買うほどお金がかかります。そして本格革靴はしっかりとメンテナンスすれば長く愛用することができますから、早く手に入れれば入れるほど使用期間を含めたトータルランニングコストは安くなります。そう考えて、思い切って購入したわけです。
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それにしても、あいかわらずDRCDは素晴らしい革靴だと実感します。普通のサラリーマンの足元を飾るのにふさわしい革靴でしょう。こういった革靴は、何足持っていても困りません。今度は03DRCDも欲しくなりました。3品番をすべて持っている人がいるのもうなずけます。
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