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2018年12月10日

「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2018」、今回はTwitter中継で楽しみます



「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2018」(FOY2018)の投票も終わり、2019年1月13日に表彰式が開催されます。表彰式後には有志主催で懇親会も。

『投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2018』表彰式:2019年1月13日(日)15:30スタート@きゅりあん小ホール
「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2018 懇親会」

既に表彰式のチケットは売り切れで、懇親会も1次販売分が完売。12月12日に2次販売を残すのみとなりました。あいかわらず凄い人気です。そんなFOYですが、私も前回まで2年連続で参加しました。今回もぜひ参加したかったのですが、いろいろ考えた結果、今回は遠慮することに。単純に時間が取れないのです。

私のような地方在住者になると、FOYのようなイベントに参加するのは、ちょっとした旅行になります。それがまた楽しみでもあったのですが、さすがに今回はスケジュールが厳しかった。なにしろ2月初めに結婚式が控えていますから。新居への引っ越しもあります。1月の3連休は結婚式や引っ越しの準備で忙しさはピークになることが予想されます。

そんなわけで今回は参加を自重したわけですが、FOY2018の結果については興味津々です。毎年、会場からいろいろな人がTwitterなどを通じてリアルタイムで情報を発信してくれるので、会場にいなくてもけっこう楽しめるのです。なので、参加する人はぜひ積極的にTwitterなどで発信してください。私もネットワーク上からレスしたいと思います。

これは、このブログでも何度も書いていることですが、FOYのようなイベントは個人投資家にとって非常に意味あるものです。なぜなら、こうしたイベントを通じて、日本中に自分と同じようにコツコツ投資による資産形成に挑戦している“仲間”がいるということを実感できるからです。

なぜ投資には“仲間”が必要なのか。そもそもリスク資産への投資というのは、どこまでも自己責任の原則が貫徹する世界ですから、どうしても孤独な営みとならざるを得ません。加えて日本では「投資」というものが庶民にとってなじみのあるものではないという特殊事情があります。株式や債券、あるいは不動産などへの投資が資産形成の重要な要素であることを理解し、実践している人は少数派です。

それどころか、まだまだ世間一般では「投資をしている」というのは、一部の特殊な人たちだという先入観も強い。ひどい場合は、なんだか胡散臭いものにも思われてしまう。結果、真面目にコツコツ投資をして資産形成に励んでいる人ほど、日常生活では自分が投資をしていることを大ぴらに口にできないケースすらあります(投資・資産形成をテーマにした個人ブログが増える理由もここにあるのでしょう。ブログでも書いて、ガス抜きしたいのです)。

だから、日本の個人投資家というのは二重の孤独と相対することになる。投資という営みが本質的に持つ孤独と、日本で投資が一般的でないがゆえの孤独です。前者は投資家が負わざるを得ない孤独ですが、後者は日本の特殊事情でしょう。そして、後者を補ってくれるのが、個人投資家のコミュニティであり、FOY2018はその典型だと思います。

人間は、孤独になると間違った臆見に囚われやすい。そうならないためには、つねに他者とのコミュニケーションと相互批評が必要な生き物です。これは投資でも同じだと思う。ここに投資には仲間が必要な理由がある。だから、FOY2018の表彰式や懇親会に参加する人は、ぜひ仲間の存在を実感してもらいたいと思う。きっとそれは楽しい経験です。

現在、投資環境は非常に厳しくなっていて、これからしばらくは投資家の多くが我慢の時を迎えるのではないという予感が日に日に強まってきました。そうした厳しい環境に陥ったときに、個人投資家がどのような行動をとるのか。恐らく、仲間がいる個人投資家と、孤独な個人投資家の行動には大きな差が生じてくるのではないかと想像しています。そのことを考えても、やはりFOY2018のようなイベントの意義は、非常に大きいのです。

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