先日、アディダスの定番スニーカー「スタンスミス」を購入したことをブログで紹介しました。
その流れと言っては変ですが、アディダスのもうひとつの定番スニーカー「スーパースター」も欲しくなり、ついつい購入してしまいました。現在、アディダスは使用する原料を再生可能素材に変更する動きを進めており、さらに“ヴィーガン仕様”などといって天然皮革を使わない姿勢を強めています。既に「スタンスミス」は2021年モデルから全品番が合成皮革製に変更されました。この調子では「スーパースター」もいつまで天然皮革製を出してくれるか分かりません。なので天然皮革製の商品があるうちに手に入れておこうと思ったんです。
「スタンスミス」の記事でも紹介しましたが、アディダスは現在、サステイナビリティーの観点から再生ポリエステルの採用拡大と天然皮革の不使用を勧めています。
この取り組みの大きな象徴が「スタンスミス」の素材を従来の天然皮革から再生ポリエステルを使った合成皮革に変更することでした。こうした動きは今後、他のモデルにも広がる可能性が高いです。実際に上記のニュースリリースの中で次のように書いています。
For adidas, sustainability means using less plastic and less animal material. In 2020, adidas launched vegan versions of several classics such as the adidas Stan Smith, which quickly became bestsellers.
「スタンスミス」だけでなく、“いくつかのクラシック商品(several classics)”でヴィーガン仕様を発売しており、好評を博したそうです。「スタンスミス」以外のクラシック商品と言えば「スーパースター」が真っ先に思い浮かぶのですが、それで調べてみる確かに「スーパースター」も“ヴィーガン仕様”を理由に合成皮革製のラインアップが増えています。
こうなってくると、いずれ「スーパースター」も天然皮革製は姿を消す可能性があります。“サステイナビリティー”や“動物愛護”の是非は別にして、メーカーからすれば素材を合成皮革に変更した方が明らかに利益率が高まることも、こうした動きを後押しするでしょう。こうしたことを考えると、やはり天然皮革製が販売されているうちに手に入れておきたいと思いました。
「スパースター」も「スタンスミス」と同様に通常ライン品とABCマートなど量販店で販売される廉価版があるのですが、ネットショップを物色していたところ通常ライン品がセール価格で販売されているのは発見。おもいきってポチってしまったわけです。
もちろんアッパーは天然皮革。通常ライン品の中でも上級グレードとなる企画品のようで、コルク製のインソールが付いており、「スーパースター」のアイコンであるラバーシェルトゥとラバーソールも真っ白ではなくオフホワイトなのでクラシック感があります。シューレースはホワイトのほかブラックの替え紐も付属していました。
やはり大人が履くスニーカーは本革製がいいです。天然皮革は経年変化するのに対して合成皮革は経年劣化します。だから時間が経過するほどに、合成皮革との質感の差は広がるのです。
アディダスのスニーカー愛好家には“スタンスミス派”と“スーパースター派”がいるそうですが、スタンスミス派は本革製が姿を消して非常に苦労しています(実際、流通在庫として残っている本革製のスタンスミスは、ここにきてプレミアムがついており、セール価格を目にすることはなくなりました)。ですからスーパースター派の人も、いまのうちに本革製のスーパースターを手に入れておいた方が良いかもしれません。いまならまだAmazonなどでもセール価格で見つけることができますから。
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