早いもので10月ももうすぐ終わりです。この調子で2020年はあっという間に終わってしまうのでしょうか。このままでは今年は新型コロナウイルス禍がすべての年となってしまいそうです。ただ、仕事の方は少しずつ忙しくなってきました。10月は繁忙期なので、久しぶりに残業も多かった。おかげで相場どころではなかったのですが、それでも自動的に積立投資を実行できるのは助かります。なんとなくですが、経済もちょっとは正常化に近づいているのかもしれません。
今月も買付けたファンドはいつも通りです。
【特定口座(SBI証券)】
「ニッセイ日経225インデックスファンド」
(信託報酬:税抜0.25% 信託財産留保額:なし)
「<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド」
(信託報酬:税抜0.093% 信託財産留保額:なし)
「eMAXIS Slim新興国株式インデックス」
(信託報酬:税抜0.189% 信託財産留保額:なし)
「Funds-i新興国債券・為替ヘッジ型」
(信託報酬:税抜0.6% 信託財産留保額:0.3%)
「世界経済インデックスファンド」
(信託報酬:税抜0.5% 信託財産留保額:0.1%)
「iTrust世界株式」
(信託報酬:税抜0.89% 信託財産留保額:なし)
あいかわらず相場の方は大きな下落もなく、私の資産総額も過去最高水準を維持するなど、“コロナ・ショック”からの回復が鮮明です。
各国とも経済活動が停滞したことでほとんどの人が収入減少に見舞われる中、リスク資産に投資していた人の資産は早々と回復してしまったわけです。皮肉な話ですが、“コロナ・ショック”がもたらしたのは、投資している人と投資していない人の間のさらなる格差の拡大でした。
ただ、ここにきて少しですが変化の兆しがあります。先日、仕事を発注している業者の人と雑談をしていたら「10月に入ってから企業が一気に動き出した」とのこと。だいぶ仕事が忙しくなってきたそうです。
そういえば私自身も10月は非常に忙しかった。例年10月は繁忙期だということを差し引いても、仕事が激減していた今年の5月~7月とは状況に雲泥の差があります。さすがに企業もいつまでも経済活動自粛とはいかないわけで、感染症対策をやった上で業務の正常化に動き出したのでしょう。
願わくば、この調子で経済が正常化に向かうことを願わずにはいられません。いくら株式市場が堅調で資産総額が増えたとしても、それはストックの問題であり、フローが苦しいままというのは精神的にもしんどい。みんなが知恵を出しながら、“ウィズ・コロナ時代”の経済活動を確立しなければいけないのです。
なぜなら、さらなる格差の拡大は将来に大きな禍根を残すに違いないと思うからです。いま投資してたことで資産が守られている人も、この問題を看過してはいけない。禍根を精算するための請求書は間違いなく“持てる人”のところに届けられることが確実なのですから。
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