1歳8カ月の娘の世話が忙しく、最近はブログの更新もすっかり開店休業状態です。そんな中でも毎月の積立投資は自動化されているので、7月もいつも通りに約定しました。あいかわらず市場環境が堅調なため、保有ファンドの評価額合計は過去最高となっています。こうした結果の背景には“最高のリターンを狙わない”という考え方があります。
今月買付けたファンドは以下の通りです。いつもと変わりありません。
【特定口座(SBI証券)】
「ニッセイ日経225インデックスファンド」
(信託報酬:税抜0.25% 信託財産留保額:なし)
「<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド」
(信託報酬:税抜0.093% 信託財産留保額:なし)
「eMAXIS Slim新興国株式インデックス」
(信託報酬:税抜0.17% 信託財産留保額:なし)
「Funds-i新興国債券・為替ヘッジ型」
(信託報酬:税抜0.6% 信託財産留保額:0.3%)
「世界経済インデックスファンド」
(信託報酬:税抜0.5% 信託財産留保額:0.1%)
「iTrust世界株式」
(信託報酬:税抜0.89% 信託財産留保額:なし)
最近は低コストな全世界株式インデックスファンドが普及しているのでファンド1本でポートフォリオを完結することができるのですが、私は債券を含めた分散投資を実践しているので、旧時代型のポートフォリオです。ただ、こうした分散投資は考え方としては間違っていないと思います。その点で面白い記事がウエルスアドバイザーに載っていました。
資産形成のヒント(2)、最高のリターンを狙わない理由(ウエルスアドバイザー)
「最高のリターンを狙わない」。これは国際分散投資をしている人の間では常識です。記事にあるように「「今後のリターンを予測することができない」からだ。そもそも予測できないことに「最高」を求めることに無理がある」ということです。
実際に代表的な7資産の過去10年のリターンを比較すると、1年ごとに最高リターンとなった資産は異なっています。やはり、「最高のリターン」を求めた特定資産に集中投資しても、なかなか簡単にはいかないわけです。
では、単年ではなく長期ではどうなのか。この10年間が世界的な金利低下が続いたことで債券への投資が大きなマイナスになっています。つまり、債券に集中投資していた人は、長期でも大きなマイナスを被ったわけです。そして次の10年は、今度は株式が長期に渡って低迷する可能性だってあるわけです(実際に過去にはそういった時期が存在します)。
ここにこそ「最高のリターンを狙わない」かわりに「広く多くの資産に分散して投資する」ことの有効性があるわけです。だからこそ私は現在も債券を含めた幅広い国際分散投資を続けている理由です。
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