9月に入ったとたんに涼しくなってきました。いよいよ夏も終わりで、過ごしやすい季節なってうれしいです。ただ、この時期は仕事が繁忙期なので、なかなか肉体的にもしんどいです。そんな中でもSBI証券のオリジナルプランで拠出・運用している個人型確定拠出年金(iDeCo)の9月の買付(8月拠出分)が約定しました。こうやってコツコツと老後資金の一部を準備しているのです。ところで老後といえば最近、面白い記事を見つけました。一般的言われる「平均寿命」と、リタイア後のライフプランを考えるときに考慮すべき「平均余命」は、まったく別の概念だということです。
【個人型確定拠出年金(SBI証券iDeCoオリジナルプラン)】
「三井住友・DCつみたてNISA・日本株式インデックスファンド」(0.16%)
「DCニッセイ外国株式インデックス」(0.189%)
「EXE-i新興国株式ファンド」(0.23%+投資対象ETF信託報酬0.1095%程度)
「EXE-iグローバル中小型株式ファンド」(0.23%+投資対象ETF信託報酬0.075%程度)
「野村外国債券インデックスファンド(確定拠出年金向け)」(0.14%)
「三菱UFJ DC新興国債券インデックスファンド」(0.34%)
「三井住友・DC外国リートインデックスファンド」(0.27%以内)
「あおぞらDC定期」
「三井住友・DCつみたてNISA・日本株式インデックスファンド」(0.16%)
「DCニッセイ外国株式インデックス」(0.189%)
「EXE-i新興国株式ファンド」(0.23%+投資対象ETF信託報酬0.1095%程度)
「EXE-iグローバル中小型株式ファンド」(0.23%+投資対象ETF信託報酬0.075%程度)
「野村外国債券インデックスファンド(確定拠出年金向け)」(0.14%)
「三菱UFJ DC新興国債券インデックスファンド」(0.34%)
「三井住友・DC外国リートインデックスファンド」(0.27%以内)
「あおぞらDC定期」
累積損益率は9月17日段階で+14.5%と順調に回復しています。なんだか年初の“コロナ・ショック”も遠い過去のような気がしてきました。あの暴落でも慌てることなく拠出を続けた加入者の多くが、現在の相場回復の恩恵を受けていることでしょう。やはりiDeCoのような積立投資は、続けることがもっとも重要なわけです。
さて、iDeCoは基本的に60歳まで引き出せませんから、老後のための資金作りが目的ということになります。その老後のライフプランを考える場合に参考になる面白い記事を見つけました。フィデリティ・インスティテュート退職・投資教育研究所の野尻哲司さんが書いた記事です。
よく「平均寿命」という概念が登場しますが、野尻さんは「退職後の人生設計を考える際には、この「平均寿命」はあまり意味をなさないと考えるべきです」と指摘します。なぜなら、「平均寿命」というのは、その年に生まれた子供の「平均余命」を指すので、実際の50代・60代の「平均余命」とは異なるからです。そして、現在の50代・60代の「平均余命」は「平均寿命」よりも長くなります。
このデータがなかなか衝撃的です。「平均余命」だけでなく「50%生存確率」「20%生存確率」の数字を見て驚きました。例えば60歳男性のうち半数は85歳まで生き、2割の人は92歳まで生きる可能性があるのです。60歳女性にいたっては50%生存率は90歳、20%生存率は96歳に達します。今後、医学はさらに進歩するでしょうから、この数値はさらに伸びていく可能性があります。
つまり、「老後」というのは我々が想像するよりも長い。ここにこそ早い段階から老後資金を準備する必要性が生じるわけです。なにしろ90歳まで生きると考えれば、60歳でリタイアすれば30年間、65歳でリタイアしても25年間も生活を維持しなければならないのですから。
そして、こうした長期化する「老後」を自助努力だけでカバーするのは現実的には不可能だということも容易に想像できます。ここにこそ公的年金(国民年金や厚生年金)の真の必要性がある。公的年金は「終身年金」だからです。そして、この公的年金を補完する“自助”としてiDeCoのような制度が用意されている。
じつに皮肉な話ですが、iDeCoに加入するような“自助”を意識している人ほど、公的年金が持つ「公助・共助」の重要性に気付くことができるのでしょう。最近、「自助・共助・公助」の順序について一部で議論が起こっていますが、これらはいずれも単独では存在し得ないのでは。自助の精神を持つ人だけが共助と公助の精神を受け入れることができるのです。
【ご参考】
iDeCoに加入する場合、金融機関によって手数料や商品ラインアップが異なることに注意が必要です。現在、iDeCoプランの選択肢としてお薦めなのは運営管理手数料が無条件無料で低コストインデックスファンドをそろえるSBI証券セレクトプラン、楽天証券、マネックス証券、松井証券、イオン銀行です。iDeCoへの加入を検討している人は、これら金融機関のプランを研究することをお勧めします。いずれもネットから無料で資料請求できます。⇒SBI証券確定拠出年金プラン、楽天証券確定拠出年金プラン 、マネックス証券確定拠出年金プラン 、松井証券確定拠出年金プラン 、イオン銀行確定拠出年金プラン
iDeCoは公的年金を補完する制度ですから、これを活用する前提として日本の公的年金制度について勉強することを強くお勧めします。この点に関しては、権丈善一先生の『ちょっと気になる社会保障』が最良にして必読の入門書です。このほど、三訂版『ちょっと気になる社会保障 V3』が刊行されました。また、iDeCoも含めて現在の公的年金制度を徹底的に利用するための戦略書として田村正之さんの『人生100年時代の年金戦略』が非常に網羅的にまとめられていてお勧めです。家計管理から貯蓄・投資、公的年金やiDeCo・つみたてNISA活用までトータルに解説している竹川美奈子さんの『50歳から始める! 老後のお金の不安がなくなる本』も老後資金について“自分ごと”として考えるための方法論を丁寧かつ詳細に論じた優れた入門書です。
iDeCoは制度がやや複雑なので加入を検討する場合は解説書を読んで研究することもお勧めします。解説書としては大江英樹さんの『はじめての確定拠出年金投資』山崎元さんの『確定拠出年金の教科書』『シンプルにわかる確定拠出年金』竹川美奈子さんの『一番やさしい! 一番くわしい! 個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)活用入門』田村正之さんの『はじめての確定拠出年金』大江加代さんの『図解 知識ゼロからはじめるiDeCo(個人型確定拠出年金)の入門書』を挙げておきます。
iDeCoに加入する場合、金融機関によって手数料や商品ラインアップが異なることに注意が必要です。現在、iDeCoプランの選択肢としてお薦めなのは運営管理手数料が無条件無料で低コストインデックスファンドをそろえるSBI証券セレクトプラン、楽天証券、マネックス証券、松井証券、イオン銀行です。iDeCoへの加入を検討している人は、これら金融機関のプランを研究することをお勧めします。いずれもネットから無料で資料請求できます。⇒SBI証券確定拠出年金プラン、楽天証券確定拠出年金プラン
iDeCoは公的年金を補完する制度ですから、これを活用する前提として日本の公的年金制度について勉強することを強くお勧めします。この点に関しては、権丈善一先生の『ちょっと気になる社会保障』が最良にして必読の入門書です。このほど、三訂版『ちょっと気になる社会保障 V3』が刊行されました。また、iDeCoも含めて現在の公的年金制度を徹底的に利用するための戦略書として田村正之さんの『人生100年時代の年金戦略』が非常に網羅的にまとめられていてお勧めです。家計管理から貯蓄・投資、公的年金やiDeCo・つみたてNISA活用までトータルに解説している竹川美奈子さんの『50歳から始める! 老後のお金の不安がなくなる本』も老後資金について“自分ごと”として考えるための方法論を丁寧かつ詳細に論じた優れた入門書です。
iDeCoは制度がやや複雑なので加入を検討する場合は解説書を読んで研究することもお勧めします。解説書としては大江英樹さんの『はじめての確定拠出年金投資』山崎元さんの『確定拠出年金の教科書』『シンプルにわかる確定拠出年金』竹川美奈子さんの『一番やさしい! 一番くわしい! 個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)活用入門』田村正之さんの『はじめての確定拠出年金』大江加代さんの『図解 知識ゼロからはじめるiDeCo(個人型確定拠出年金)の入門書』を挙げておきます。
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