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2019年10月18日
「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2019」の季節が到来
いまや投信ブロガーにとっての恒例行事になった「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2019」(FOY2019)の季節が到来しました。公式サイトも開設されています。
「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2019」
投票は11月1日~11月30日。もちろん今年も投票します。このイベントの面白い点は、投票結果がある意味で個人投資家の意識やニーズを現在進行形で示してしまうところにあります。だから運用会社など金融機関にとっても無視できないイベントになっているわけです。
今回のFOY2019もいろいろと見どころがあると思うのですが、やはり最大の注目点は上位にランクインするファンドの顔ぶれでしょう。それを見ることで現在の個人投資家が何を求め、それに対して運用会社がどのように答えているかという現状がおぼろげながら見えてくるからです。そこには潜在的な要望なども見て取ることができ、投資信託のあるべき将来像を予感させるものもあります。
もう一つ、個人的に注目しているのがアクティブファンドの動向です。FOYに投票する投信ブロガーはインデックス投資を中心に据えている人が多いですから、どうしてもインデックスファンドが票を集めます。このためFOYも事実以上、“インデックスファンド・オブ・ザ・イヤー”となりがち。そんなかなで、わずかですがランキングに食い込むアクティブファンドが存在します。こうした存在は、アクティブファンドのありうべき姿を示唆しているように感じるのです。同時に、投票する個人投資家にとっても、アクティブファンドに投資することの意味を自問自答する機会になるはず。それはとても大切なことだ思います。
11月1日から投票が始まりますが、私自身もしっかりと自問自答した上で、どのファンドに票を投じるのか考えようと思います。
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