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2019年6月3日

他者と語り合うことの大切さ―「インデックス投資ナイト2019」のプログラム内容が発表



年に1度のインデックス投資家によるお祭り「インデックス投資ナイト2019」(日時:7月6日、会場:東京カルチャーカルチャー)のプログラム内容が発表されました。

インデックス投資ナイト2019 プログラム内容のお知らせ(「インデックス投資ナイト」公式サイト)

今回も非常に面白そうな内容です。また、プログラム内容だけでなく、インデックス投資を実践している個人投資家が一堂に会して語り合う機会としても非常に貴重なイベントでしょう。私も過去に何回か参加し、登壇したことがありますが、いずれも貴重な経験になりました。なので、ぜひ多くの人に参加して欲しいと思います。

これは常々ブログでも書いていることですが、投資というのは基本的に自己責任原則が貫徹される営みなだけに、どうしても孤独な作業になりがちです。ところが、あまりに孤独だとときに自分勝手な憶断に憑りつかれて、知らず知らずのうちに投資の本質を見失ったり、妄想を膨らませたりすることが多々あります。やはり人間は孤独には弱い生き物だからです。

だからこそ他者との対話が大切なのです。開かれた場で他者と語り合い、相互批評することによって自分勝手な憶断や妄想を防ぐことができます。そういった場を提供してくれるイベントの一つが「インデックス投資ナイト」でしょう。私も過去に何度か参加し、2017年には登壇もさせてもらいました。そこで日本中からやってきたインデックス投資仲間と語り合ったことは貴重な経験です。

「インデックス投資ナイト2017」に登壇しました
インデックス投資ナイト2016を満喫―有意義だった仲間たちとの出会い

ですからプログラムを通じて勉強するだけでなく、イベント後の交流会・二次会も非常に有意義。場合によっては、こちらの方が本命という考え方もあります。なにしろ日本ではインデックス投資どころか、投資自体がまだまだ一般的ではありません。このため日常生活では投資について語り合う機会が非常に少ない。だからこそ「インデックス投資ナイト」で自分と同じような手法で投資し、同じような悩みや不安を抱えている人と語り合うことは、とても意義あることなのです。

もちろん今回のプログラム内容に関しても期待十分。第1部「インデックス投資の生みの親 John C. Bogle氏追悼」は時宜にかなった企画ですし、第2部の投資ブロガー座談会「若手投資ブロガーさん、集まれ!!」も楽しそう。私も既に40代に入り、すっかりオッサンになったのですが、だからこそ最近の若い人がインデックス投資とどのようにして出会い、取り組んでいるのかは興味津々です。そして第3部のゲスト座談会「なぜインデックス投資は広まらないのか?日本のインデックス投資の未来」は、専門家とブロガーがどういった議論を戦わせるのか気になるところです。

非常に人気のあるイベントですから、今回もチケット争奪戦が予想されます。参加を目指している人の健闘を祈ります。ちなみに私は残念ながら今回は参加できません。ちょうど開催日の7月6日は妻とこれを観に行く予定が入っていたのでした。今回も参加者の皆さんがTwitterやブログで会場の様子を伝えてくれるでしょうから、それを楽しみにしています。

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