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2018年11月20日
「ひふみ投信」のレオス・キャピタルワークスが東証マザーズに上場へ
「ひふみ投信」「ひふみプラス」「ひふみ年金」などを運用するレオス・キャピタルワークスが、このほど東京証券取引所マザーズへの新規上場を承認されました。上場予定日は2018年12月25日だそうです。
新規上場承認に関するお知らせ(レオス・キャピタルワークス)
いずれ上場することを目指しているという話は以前から何度も出ていたのですが、意外と早く具体化したという印象です。上場によってレオス・キャピタルワークスと「ひふみ投信」も新たな段階に入るということでしょう。
レオス・キャピタルワークスは2003年に藤野英人さんらが投資顧問業として創業し、07年から私募投信の運用業務を開始しました。08年から「ひふみ投信」の運用もスタートしたのですが、リーマン・ショックなどの影響もあり、一時は経営に行き詰っています。そこで09年にはISホールディングスの傘下に入ることで経営危機を乗り切った経緯がありました。その際に創業者である藤野さんらが経験した出来事は、既にいろいろなところで紹介されています。
それから10年を経てマザーズに上場するというのは、もちろんISホールディングスのExit戦略の一環だという見方もできますが。やはり一時は破綻の危機を経験しながらも現在まで残った創業メンバーからすれば感慨もひとしおでしょう。
日本では運用会社が株式上場するケースは非常に少ない。似たようなケースは、阿部修平社長率いるスパークス・グループぐらいでしょうか。そして大手運用会社はいずれも銀行・証券といった金融機関の完全子会社が一般的。これは資本構成上も運用会社が販売会社の支配下にあるということであり、そこに日本における運用会社と販売会社の特殊な力関係が生じているともいえます。
こうしたことを考えると、レオス・キャピタルワークスのような独立系運用会社が上場するということが、日本の運用業界にどのような影響を与えるのか非常に興味深いものがあります。同時に、引き続き受益者と真摯に向き合う姿勢にも良い影響を及ぼして欲しいと受益者の一人として強く願わずにはいられません。レオス・キャピタルワークスの新しい挑戦を注目したいと思います。
【ご参考】
ひふみ投信は、銀行や証券会社といった販売会社を通さない直販ファンドです。ネットから無料で口座を開設することができます。⇒ひふみ投信
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また、ひふみ投信と同じマザーファンドに投資する確定拠出年金専用ファンド「ひふみ年金」がSBI証券、イオン銀行、松井証券、マネックス証券の個人型確定拠出年金(iDeCo)プランでラインアップされています。SBI証券、イオン銀行、松井証券、マネックス証券のiDeCoはいずれも運営管理手数料が無料であり、低コストなインデックスファンドをそろえた商品ラインアップも素晴らしく、iDeCoの選択肢として最有力です。こちらもネットから無料で簡単に資料請求できます。⇒SBI証券確定拠出年金プラン、イオン銀行確定拠出年金プラン、松井証券確定拠出年金プラン、マネックス証券確定拠出年金プラン
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