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2018年11月17日
だんだんと賃貸物件選びのポイントがわかってきた
あいかわらず新居探しを続けています。長年、実家暮らしを続けていたものですから、本格的に賃貸物件を探すのは初めての経験。手さぐりで物色を続けていたら、先日は思わぬ事故物件に遭遇して驚きました(当該記事)。ただ、だんだんと賃貸物件選びのポイントもわかってきました。せっかくなのでこのブログでメモしておこうと思います。
賃貸物件を選ぶ際には人によっていろいろなポイントがあるのでしょうが、基本的には以下の4点に注目して物件を吟味することになります。
・家賃
・間取り(広さ、築年数、設備)
・立地
・初期費用
この4項目から優先順位を決めて検討することになるのですが、やはりすべての項目で満足できる物件というのは、まずあり得ないというのが実際に物件選びをした感想です。そうなると、どこかで妥協が必要なのですが、そのためには自分が求める条件の優先順位を明確にすることが必要だということです。そして、この時に分かりにくいのが初期費用。私も今回、初期費用とは何なのかということを初めて知りました。
初期費用というのは、文字通り賃貸物件と契約する際に必要な経費のことなのですが、これが意外と高額になる。内訳としては敷金・礼金のほか、保証人を立てない場合の保証会社への支払い、火災保険、鍵交換費用、クリーニング費用、そして不動産仲介会社に支払う仲介料となります。不動産屋によると、どれくらい必要なのかを概算する方程式があるとかで教えてくれました。それは以下のようになります。
初期費用=総家賃(管理費・共益費含む)×2.5+敷金・礼金
これに従えば、例えば総家賃8万円の物件と契約する場合、敷金・礼金以外に20万円が必要ということになります。礼金なし・敷金が家賃2カ月分だとしても、初期費用の総額は36万円。これは意外と大きな金額ではないでしょうか。
こう考えると、賃貸物件を選ぶ際の4つのポイントの中で、初期費用を抑えるというのも非常に重要なことではないかという気がします。というのも、例えば家賃を多少妥協して多く払ったとしても、その代わりに間取りや立地の満足度が高くなる可能性が大きい。「家賃」「間取り」「立地」の各条件というのは一種のトレードオフの関係が成り立ちます。ところが初期費用というのは単純なコストですから、これを多く払ったからといって、そのほかの条件が良くなるということはなさそうなのです。
そんなわけで、最近は初期費用を抑えることにも注意しながら物件探しをしています。やはりなにごとも無駄なコストを抑えるというのは非常に大事なのだということでしょう。
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