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2018年6月29日
GEに追加投資しました―ダウ平均からの除外でアク抜けか
久しぶりに米国個別株に投資しました。今回、買い増したのは今ちょっと話題のゼネラル・エレクトリック(GE)です。ダウ・ジョーンズが1896年に株価指数を創設した際の12銘柄に選ばれて以来の古参銘柄ですが、最近の業績悪化と株価低迷で遂にダウ平均算出銘柄から除外されてしまいました。ただ、ダウ平均からの除外という需給上のイベントを通過したところで、そろそろアク抜けかなという判断。思い切ってナンピン買いに踏み切ったわけです。
GEは私の米国個別株ポートフォリオではマイクロソフトと並ぶコア銘柄ですが、最近の株価低迷でかなり含み損も大きくなっていました。しかし、思い切ったリストラを断行しているので、まだまだ将来的には面白い企業だと考えています。特に航空機エンジン部門は高い収益力を維持しています。なので、買い増しのタイミングを計っていました。
ただ、これまで買い増しに動けなかった理由の1つが、ダウ平均算出銘柄からの除外リスクです。ダウ平均から除外されれば、当然ながらダウ平均に連動するETFやミューチュアルファンドが売却することになりますから、需給上の波乱要因となる。それが気になっていたのです。そんな中、遂にダウ平均銘柄から外れることが決定し、6月26日に除外されました(代わりに算入されたのはウォルグリーン・ブーツ・アライアンス)。
ダウ平均銘柄からの除外という需給イベントを通過したことでアク抜けと判断し、思い切ってナンピン買いを決断したわけ。とりあえずこれでGEへの投資はしばらくお休みです。平均買付価格も大幅に低下しましたので、あとは果報は寝て待て。リストラの成功と反転攻勢を期待してゆっくりと待つことにします。そういえばGEのリストラ策に関していろいろな報道も出ています。
米GE、生き残り賭け主力事業に「本気の大なた」(ロイター)
さてさて、このリストラ策が成功するかどうかで私の投資判断の成否も試されるわけですから、ぜひとも頑張ってもらいたいところです。今回のGEへの追加投資が、絶好の底値買いとなるか、それとも“下手なナンピン、素寒貧”となるか。我ながら見ものだと思います。
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