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2018年1月6日
現在保有している個別株銘柄と評価額損益(2017年12月末)
前回に引き続いてリスク資産ポートフォリオの確認です。私は資産運用のコアはインデックスファンドの積立投資とETFの保有ですが、サテライトとして日米の個別株にも投資しています。インデックス投資以上に徹底したバイ&ホールド戦略を心がけており、ほとんど永久保有が前提。また、インデックス投資が定時積立なのに対して、個別株は基本的に割安と判断したときに購入するタイミング投資を実践していいます。やはり個別株投資には個別株投資の楽しさが厳然とあるのです。
現在保有している個別株銘柄は以下の通り。カッコ内は2017年12月末段階での評価額損益率です。
■日本株
日清紡ホールディングス(+70.74%)
クラボウ(+97.34%)
クラレ(+85.33%)
住友商事(+64.20%)
日本郵船(-14.26%)
NTTドコモ(+77.05%)
関西電力(-48.89%)
■米国株
エクソン・モービル(-1.23%)
ボーイング(+123.5%)
ゼネラル・エレクトリック(-29.65%)
ジョンソン・アンド・ジョンソン(+26.86%)
マイクロソフト(+73.5%)
日本株は2013年頃からコツコツと押し目を拾ってきましたが、ここ数年の相場好調で含み益が大幅に増加しています。原発事故以来、大きな含み損を抱えていた関西電力も復配をきっかけに株価は回復傾向にありますから、含み損も昨年からかなり減りました。日本郵船も海運3社によるコンテナ事業統合など事業構造改革が進んだことで株価も回復傾向となり、やはり含み損が半減しています。日本株トータルで見ると、この5年間で評価額はほぼ倍増しています。いかにここ数年の相場が堅調であったかということと、そういった相場局面では買い持ち戦略が最も有効であるということの証左でしょう。
一方、米国株への投資は2016年からスタートしましたが、こちらは明暗が分かれています。マイクロソフトやボーイングのように素晴らしいパフォーマンスとなった銘柄がある一方で、エクソン・モービルやゼネラル・エレクトリックが冴えません。とくにGEは減配もあってかなり含み損が増えてきました。ただ、個人的には数年来の買い場が来たと見ており、実際に昨年は少し買い増しました。今年も押し目買いを続ける考えです。米国株全体で見ると、やはり昨年は円ドル為替が比較的安定していたこともリターンに貢献したと言えるでしょう。
個別株投資の基本戦略としては、バイ&ホールドのほかに、業種・セクターを分散することを心がけています。現在の保有銘柄の業種・セクターは日本株が「電気機器」「繊維」「化学」「卸売業」「海運業」「情報・通信」「電気・ガス業」、米国株は「エネルギー」「資本財」「医薬品・バイオテクノロジー・ライフサイエンス」「ソフトウェア・サービス」ですから、それなりに分散できていると思います。あと、完全に個人的な趣味ですが、歴史のある"名門"企業が好きなのです。なかでもB2Bビジネスを主力とする企業を好みです。
個別株投資は趣味を兼ねたサテライトポートフォリオとしてタイミング投資に徹していますので、相場上昇局面では無理をして買うことはありません。2018年も何らかの要因で割安になったと思えるタイミングで押し目を拾っていきたいと思います。
(本稿は特定銘柄を推奨するものではありません。投資は自己責任でお願いします。)
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