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2017年6月10日
金融庁やGPIFまで登場する「インデックス投資ナイト2017」はすごい!(私もちょっとだけ出ます)
7月8日に開催される「インデックス投資ナイト2017」のプログラムが発表されました。
インデックス投資ナイト2017 プログラム内容のお知らせ(インデックス投資ナイト公式サイト)
インデックス投資家の間では年に1度のお祭りとしてすっかり有名ですが、今回はなんと金融庁とGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の関係者が登場するというのですから驚きです。個人投資家がボランティアで運営する私的イベントに公的機関の人間が堂々と参加するなんて、マスコミや金融機関の人からしたらビビるんじゃないですかね。私はビビりました。どんな話が飛び出すか、今から楽しみです。あと、今回は私もちょっとだけ登壇することになりました。
「インデックス投資ナイト2017」では、冒頭にいきなり金融庁総務企画局政策課の今井利友さんが来賓挨拶に立つそうです。今井さんとは以前に金融庁で行われた「つみたてNISA」説明会でお会いしたことがあるのですが、今回はわざわざイベントにまで出張ってくるところに、金融庁がいかに個人投資家との直接対話を重視しているかということが伺えて興味深い。これは前にも書きましたが、金融庁による金融行政の在り方が大きく変わりつつあるということを如実に感じさせます。
また、GPIFの森新一郎投資戦略部次長が第二部に特別ゲストとして登場。「GPIFの森さんになんでも聞いてみよう!」ということで会場からの質問に答えるとか。これもすごいことです。とにかくGPIFは3流マスコミの「年金ポルノ」の題材になりやすく、不当なバッシングを受ける可哀想な立場なのですが、だからこそこうやって一般市民と直接対話するという方法は大正解だと思う。そうやって少しずつ国民的理解を深めていくしか道はないからです。
第三部の有識者座談会は「インデックス投信の課題とアクティブ投信の可能性」をテーマにカン・チュンドさん、山崎元さんのほか、さわかみ投信の草刈貴弘さんと明治安田アセットマネジメントの大山秀典さんが登場。インデックス投資推しのカンさん、山崎さんとアクティブファンドを運用する草刈さん、大山さんがどういったやりとりを見せるのか見ものでしょう。個人的にはインデックス投資家のイベントにアクティブファンドの関係者を呼ぶということに大賛成。インデックスVSアクティブというのは古くからある論争ですが、もう皮相な優劣論争をやっている段階は終わったと思う。いま必要なのは、それぞれの役割を改めて問い直すことだと思うからです。ぜひ実り多い議論を期待したいです。
さて、第一部は恒例の「投信ブロガー座談会」ですが、恥ずかしながら今回は私も壇上の末席をけがさせていただくことになりました。他の登壇者は、吊られた男さん(吊られた男の投資ブログ (インデックス投資))、NightWalkerさん(NightWalker's Investment Blog)、スバルさん(スバルママのおかねのはなし)。大物ブロガーな混じってどれだけの話ができるか心もとない限り。ただ、人選のバランスは面白いですね。それぞれのライスステージが全く異なるからです。バリバリの現役世代である吊られた男さん、アーリーリタイアを実現したNightWalkerさん、子育て世代の女性であるスバルさん。こういった異なるライスステージの人が、それぞれどのように投資を生活の中に取り込んでいるのかというのは非常に興味があるし、参考にもなるのではないでしょうか。ちなみに私の場合は婚活中の40代独身男性ですから、まあ毒男('A`)というカテゴリーでしょうw。
あと、このイベントのもう一つの楽しみはイベント中や懇親会を通じた出会いでしょうね。普段はブログを読んだりTwitterでやり取りしている人と直接お会いできるのは楽しいし、新しい出会いはもっと楽しい。投資という行為はどうしても孤独な営みになりがちなので、仲間の存在というのは貴重なものなのです。チケット争奪戦が大変ですが、関心のある方はぜひ参加されてみてはいかがでしょうか。
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