2021年1月17日

危機の中でこそ見える“信頼”の意味―「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2020」雑感

 

「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2020」の表彰式が1月16日に開催されました。今回は新型コロナウイルス禍のため初のオンライン開催でしたが、私のような地方在住者にはかえって参加しやすくなったというメリットもあります。そして、結果もまた非常に印象に残るものとなりました。2020年は多くの個人投資家が新型コロナウイルス禍による大暴落という大きな“危機”に見舞われたわけですが、その中でこそ見えるものがあったからです。
2021年1月15日

2020年は驚異的な運用成績だった―ひふみ投信の2020年12月の運用成績

 

サテライトポートフォリオで積立投資している「ひふみ投信」の2020年12月次運用報告書が出ました。12月の騰落率は+1.9%、参考指数であるTOPIX(配当込み)の騰落率は+2.97%でした。純資産残高は12月30日段階で1403億円(前月は1380億円)、ひふみマザーファンドの純資産残高は6384億円(前月は6410億円)となりました。残念ながら12月は参考指数をアンダーパフォームしています。ただ、2020年の1年間の騰落率を見ると参考指数が+7.39%に対して、ひふみ投信は+20.52%。“コロナ・ショック”による大暴落と、その後の急回復と近年まれに見る市場環境の中で驚異的な運用成績を叩き出しました。
2021年1月12日

三陽商会「100年コート」を購入―良いモノを長く使うのが究極の節約法




 

ここ数日、全国的に猛烈な寒さとなりました。こうなると通勤時などに手放せないのがコートです。先日、三陽商会の「100年コート」のトレンチコートを安く手に入れることができました。さすが評判に違わぬ素晴らしい出来の逸品です。やはりこういった良い物を長く使うのが、結局はいちばんコストパフォーマンスが良いのです。
2021年1月10日

ニッセイ「<購入・換金手数料なし>」シリーズこそがインデックスファンドの低コスト化を決定づけた

 

先日、三菱UFJ国際投信の低コストインデックスファンド「eMAXIS」シリーズの合計純資産残高が1兆円を超えたというニュースを紹介しました。なんとなく「eMAXIS Slim」シリーズの一人勝ち感が強まっているわけですが、だからこそあえて指摘しておかなければならないことがあります。ここ数年、インデックスファンドの信託報酬は急激に低下したのですが、それを決定づけたのは「eMAXIS Slim」ではなく、もう一方の雄であるニッセイアセットマネジメントの「<購入・換金手数料なし>」シリーズだったということです。これはファンド登場の順序などの問題ではなく、もっと構造的に決定づけられたものだったからです。
2021年1月9日

日本における“インデックスファンドの時代”の幕開け―「eMAXIS」シリーズ合計純資産残高が1兆円を突破


いまや低コストインデックスファンドの代表格となった三菱UFJ国際投信の「eMAXIS」シリーズ。このほど「eMAXIS Slim」も含めたシリーズ合計純資産残高が1兆円を突破しました。


1兆円というのは、やはりひとつの節目となる数字です。日本における“インデックスファンドの時代”の幕開けを告げるよ出来事と言っていいかもしれません。
2021年1月5日

現在保有している個別株銘柄(2020年12月末)―コア銘柄の一部が入れ替わる

 

前回の記事に続いて現在のポートフォリオの確認です。私は資産運用のコアはインデックスファンドの積立投資とETFの保有ですが、サテライトとして日米の個別株に投資しています。個別株投資は投資信託以上にバイ&ホールド戦略が基本なので売買はほとんどしておらず、相場が大きく下げた局面でスポット的に買い増しを続けてきました。ただ、2020年はコア銘柄の一部が入れ替わっています。

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