2019年9月4日

「まとまった資金がないので投資できない」は過去の話に―個人投資家の“感性の革新”の兆しか



投資に興味があるけれども、なかなか始められない。その理由として多かったのが「まとまった資金がないから」というのは以前はよく聞いた話です。ところが、どうもそれは過去の話となったようです。フィデリティ退職・投資教育研究所によると「投資をしていない理由」として「まとまった資金がないから」と答える割合が大きく低下しているそうです。

積立投資の広がり(フィデリティ退職・投資教育研究所)

背景にあるのが積立投資の増加です。まだまだ絶対数は小さけれども、やはり行動する人は確実に増えている。それは日本の個人投資家の“感性の革新”の兆しかもしれません。
2019年9月2日

相場のことなど忘れてねこちゃんのかわいさに癒される



先日、妻と二人で「ねこがかわいいだけ展」を観に行きました。ねこ大好き人間としては悶絶しそうな写真ばかりで至福の時間でした。相場についてグダグダ悩んでいるぐらいな、それこそ相場のことなど忘れてねこちゃんのかわいさに癒される方が、私にとってはよほど意義のある時間の使い方なのです。
2019年9月1日

投資は“割に合わない”からこそインデックス投資が有効なのだ



いつも楽しく読んでいるフクリさんのブログ記事(つみたてNISAは「割に合わない」のか?)で面白い話が紹介されていました。サラリーマンの中には「つみたてNISA」のような積立投資が“割に合わない”と考える人がいるという指摘です。

つみたてNISAは「割に合わない」とサラリーマンが思うワケ(幻冬舎Gold Online)

すでにフクリさんが的確なエクスキューズをしているのですが、もう一歩踏み込んで考えてみました。身も蓋もない話ですが、投資というのは意外と“割に合わない”というのはある面で真実です。しかし、だからこそ「つみたてNISA」などを活用したインデックス投資や積立投資が有効なのです。
2019年8月31日

アクティブファンドは足で稼ぐ―レオス・キャピタルワークスがニューヨークに調査拠点開設



「ひふみ投信」「ひふみプラス」「ひふみ年金」を運用しているレオス・キャピタルワークスがこのほどニューヨークに調査拠点を開設しました。

米ニューヨークに調査拠点開設のお知らせ(レオス・キャピタルワークス)

ここ数年、海外株式の組み入れを増やしているので調査拠点を置くというのも自然な流れでしょう。なぜなら、やはりアクティブファンドというのは“足で稼ぐ”ことが重要だと思えるからです。
2019年8月30日

初心者が養分にされた仮想通貨投資



最近はすっかり仮想通貨(暗号通貨)の話を聞かなくなりました。一時の盛り上がりは何だったのかと思ってしまいます。その仮想通貨投資ですが、なかなか厳しい現実が分かる記事が出ていました。

仮想通貨投資の勝率は3割 半数が元手1000万円以上(NIKKEI STYLE)

結局、若い投資初心者が養分にされてしまいました。やはり投機的な運用の世界は厳しいのです。
2019年8月28日

「SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド」が新規設定―驚異の低コスト



SBIアセットマネジメントが9月26日付で「SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド」を新規設定します。バンガードの「バンガードS&P500ETF」(VOO)への投資を通じてS&P500に連動することを目指すインデックスファンドです。9月12日からSBI証券で募集受付が始まります。

SBIグループとバンガード 初の共同ブランドファンド「SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド」募集開始(予定)のお知らせ(SBI証券)

なにより驚いたのコスト。投資対象であるVOOの信託報酬を含む実質的な信託報酬は0.088%(税抜)。国内籍のインデックスファンドで米国株式に投資するコストが0.1%を下回るとは、まさに驚異の低コストです。

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