2018年2月13日

『お金の常識を知らないまま社会人になってしまった人へ』―高校生や大学生にも読んでもらいたい先輩からのメッセージ



日本では「お金」に対して本質的な問いを忌避する傾向が強く、大人になってからも「お金は汚いものだ」と公言する人が少なくありません。その結果、お金に関する教育が貧困なまま放置され、マネーリテラシーを欠いた状態で社会人となってしまうケースが多い。そんな若い人に向けた人生の先輩からのメッセージともいえる1冊が大江英樹さんの新著『お金の常識を知らないまま社会人になってしまった人へ』です。若い社会人だけでなけでなく、高校生や大学生にも読んでもらいたい温かさあふれる本です。
2018年2月12日

株価暴落で不安になった人に読んでもらいたい過去記事7選



米国の長期金利上昇をきっかけとした株価暴落が世界的に続いています。2017年後半から各国とも株価が急激に上昇していましたから、今回の下落はその一時的な調整と見る向きもあるのですが、金利上昇というファンダメンタルの変化があるだけに、あまり軽視するわけにはいかないと思う。場合によっては調整が長引く可能性もあるような気がします。そんな中、最近になって投資をスタートさせた人の中には初めて含み損を経験している人もいることでしょう。皮肉なもので投資ブログなど書いていると、相場が好調なときほどPVが伸びず、大きな株価下落があるとPVが急に増える現象が起こります。やはり不安を感じていろいろと検索したりするのでしょう。そこで今回、株価暴落で不安になっている人に読んでもらいたい過去記事を紹介します。いずれも株式相場や投資方法についての私の考え方を述べたものです。
2018年2月10日

がんばれ!高梨沙羅ちゃん



平昌オリンピックが開幕しまた。今回も日本選手団の活躍を期待していますが、なかでも私がいちばん応援しているのが女子スキージャンプの高梨沙羅ちゃん。今シーズンは優勝から遠ざかっていますが、ぜひオリンピックの舞台で大爆発を期待したいところです。ちなみに彼女はクラレ所属です。

クラレ高梨沙羅選手応援サイト(クラレ)

私もクラレの株主の1人として沙羅ちゃんを応援しますよ。
2018年2月8日

大型株シフトが鮮明に―ひふみ投信の2018年1月の運用成績



サテライトポートフォリオの一部として積み立て投資している「ひふみ投信」の2018年1月次運用報告が出たので定例ウオッチです。2018年1月の「ひふみ投信」の騰落率は+2.2%、参考指数であるTOPIX(配当込み)の騰落率は+1.1%でした。2018年も参考指数を大幅にアウトパフォームしてのスタートとなります。純資産残高は1月31日段階で1328億円(前月は1199億円)、受益権総口数は25,080,430,511口(前月は23,121,778,560口)でした。ひふみマザーファンドの純資産残高も6798億円(前月は5829億円)となり、あいかわらず順調にファンドが成長しています。ただ、ポートフォリオの中身を見えると様子が急激に変わっていることに驚きました。大型株へのシフトが鮮明です。
2018年2月7日

株価暴落で明らかになる“不都合な真実”―リスク許容度の範囲内で投資している人だけが儲けることができる



2018年2月5~6日にかけて日米とも大幅な株価暴落に見舞われました。2017年は近年まれに見る好調な相場が続いていただけに、最近になってインデックス投資や積み立て投資を開始した人にとっても驚きの展開だったかもしれません。個人投資家だけでなくしばらく下落相場を経験していなかったプロ投資家の中にもパニックに陥った人がいたのではないかと思えるような値動きでした。ただ、今回の暴落で投資初心者の人には単純に「やっぱり投資って怖い!」と思って欲しくない。それよりも暴落という現象の背後で起こっている、ある“不都合な真実”に気づいて欲しいのです。それは、長期投資においてなぜリスク許容度の範囲内で投資することが重要なのかということです。
2018年2月6日

GPIFの2017年10~12月の運用成績は+3.92%―適切にリバランスが行われている



定例の年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)ウオッチです。最近は運用が好調なためか一般メディアで取り上げられることもほとんどなくなりました。まったくいい加減なものです。なので、このブログでは意地でもこの企画は続けます。さて、2017年度第3四半期(10~12月)の期間収益率は+3.92%、帳簿上の運用益は+6兆549億円、市場運用開始来の収益率は年率+3.39%となりました。これにより運用資産額は162兆6723億円となります。

平成29年度第3四半期運用状況(GPIF)

国内外の好調な相場環境を受け、これで四半期ベースで6期連続でのプラスリターンとなりました。今回、とくに感じたのはポートフォリオの管理が見事に実行されているということです。

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