2017年8月20日

大切な話を聞き逃したよ―関西インデックス投資オフ会に参加



最近、kenzさんが関西に規制するのに合わせて恒例になっている関西インデックス投資オフ会に参加しました。場所はやっぱり西梅田の高級イタリアン。例によって投資の話半分、投資以外の話半分といった感じで非常に楽しい会でした。ただ、残念なことがひとつ。どうも私、大切な話を聞き逃したようです。

今回の参加者は以下の9人でした。多すぎずもなく、少なすぎずもなく、ちょうど全員と話がしやすい規模だったのではないでしょうか。

kenzさん(インデックス投資日記@川崎
ピヨママさん(ピヨママの投資と家計と子育てと
くは72(4+4=6でもない。8はパーなのだ。
かえるオノウさん(かえるの気長な生活日記。
ひなまめさん(ゆるっと・楽しく・機嫌よく
*cafe* さん(酒と投資と育てと楽しみ
ローズマリーさん(ローズマリーランド
リバモさん(インデックス投資関連の備忘録と趣味の旅行記
私=菟道りんたろう

関西以外からはkenzさん以外に今回もリバモさんが参加。完全にインデックス投資関西派の準構成員と化しています。今回も青春18きっぷを使っての旅の途中です。あと、9人中4人が女性というのも面白いですね。関西派は女性が元気なのです。

今回もいくつか印象に残った話題を紹介しておきます。まずは話題沸騰のVALU。実は私も試しにアカウントを作ってVALUを発行しています(ただし、まだ1VALも売り出していない)。これは完全に大人の遊びで、投資ではなくてクラウドファンディングのような寄付のための仕組みだということを説明しました。ところが実態として投機目的の人が群がっているのが現状です。だから今後もいろいろと酷いことが起こるんじゃないかというのが個人的な感想です。

不動産投資についてもいろいろな意見が出ました。リスク分散の観点から個人投資家ならREITで十分ではないかという意見が出る一方で、私は意外と実物不動産投資を評価していることを説明しました。それは節税の観点です。日本の税制は累進課税の関係上、年収1000万円を超えてくると痛税感が非常に大きい。その意味では分離課税なので節税方法に限りがあるREITよりも、不動産所得として総合課税となる実物不動産の方が税務戦略上の選択肢が広いのです。これはこれで評価すべき観点です。

ただし、実物不動産投資が批判されるのは、不動産投資自体が悪いのではなく、やたらとそれを煽る風潮と"専門家"が良くないということ。いくらなんでも「信頼できる業者からなら、物件を見ずに買っても問題ない」といった無茶苦茶なことを言ってはいけない。不動産に限らず、商品を見ずに購入するバカが三千世界のどこにいるのですかという話。それをまた「勉強になりますぅ~」とカマトトぶって肯定するようなプロブロガーは、ほんとひどいねということで盛り上がりました。

最近増えている「株式への投資は米国株式だけでOK」という意見も話題になりました。この点はkenzさんが「昔は新興国株だけでOKとか、いろいろなパターンが定期的に登場して」という指摘が面白い。ベテラン投資家さんからすると「〇〇だけでOK」という意見には、すごい既視感があるわけです。まあ、あんまり極端なことは言わん方がいいよねと言うのが私の感想です。

そのほか、ブログで保有資産額を具体的に書くことの是非についても話題に。kenzさんの「白いバンで拉致られる可能性があるので、やめた方がいい」というお得意のネタが出たわけですが、これはけっこう真面目な話なのです。実際に最近でも女性投資家がビットコイン関連のトラブルに巻き込まれて殺されてますから。私も具体的な資産額を公開することには反対です。

それ以外にもいろいろと面白い話題がりました。女性陣からけっこう辛辣な意見が出るのも面白かったです。"女の勘"は怖いね。

そんな感じで楽しく過ごしていたのですが、ここで私は大きなミスを犯します。最近の寝不足とワインのせいで急に眠気が。完全に寝落ちしてしまいました。ピヨママさんがかなり心配して声をかけてくれていたことは覚えているのですが、それ以外は記憶がありません。本当に失礼しました。しかも、他の参加者のブログを読むと、私が寝落ちしている間に、婚活の話題で盛り上がり、かなり有益な情報がやり取りされたとか。ショックや~。大切な話を聞き逃したよ。そんな痛恨事を避けるためにも、次は体調を整えて参加したいと思います。

(今回も幹事役を引き受けてくれたピヨママさん、ありがとうございます。)

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